いざ「自己紹介・自己ＰＲをしてください」と言われても多くの方がうまく伝えられません。面接では「特技は何ですか？」「長所は何ですか？」と自分のことを細かく聞かれることも多く、整理されていないと本当のあなたの良さを伝えることは難しいでしょう。では、面接時の自己紹介・自己ＰＲではどのように行えばよいでしょうか？その答え方のポイントをご紹介したいと思います。

自己紹介や自己ＰＲを聞く目的とは

この質問で面接担当者が知りたいことは、「あなたは何ができて、それを自社でどのように活かせるか」ということです。特に中途採用の場合はこれまでのキャリアで培ってきたスキルや経験を「この会社でどう活かしてもらえるのか？」が知りたいのです。面接担当もあなたのことが知りたくて、そして、あなたのことを採用したくて面接をしていますので、しっかりとあなたのことをPRしましょう。できれば、1～2分でまとめることがよいでしょう。

多くの人がやっている！？やってはいけない自己紹介・自己ＰＲ

多くの人が、自己紹介・自己PRで抽象的なワードを多用したり、具体的な裏付けがなかったりします。例えば「人が嫌がることを積極的に行い、まじめに働きました。」という答え方です。これだけでは、面接担当は人が嫌がっていたことは具体的に何か、どんなことをまじめに取り組んだのかわかりません。 実際にあったエピソードを交えて、より説得力のある自己紹介・自己ＰＲをすることが重要です。

自己紹介・自己ＰＲで必ず伝えなければならないこと

よく聞かれる自己紹介・自己ＰＲは、どんなスキルがあるのか？どんな性格なのか？です。これは、自社で活躍できるのか、自社の社風に合った人なのかを見られています。どのように答えたら、面接担当の意図に沿った回答ができるのか、以下、参考にしてみてください。 どんなスキルがあるのかを聞かれたときは 「どんなスキルあるか」ということだけでなく、そのスキルを活かしてどんな貢献ができるのかを伝えましょう。

また、伝え方として初めに結論を伝えるとよいでしょう。その後に、具体的な経験を交えて話すことで、説得力が増します。よいことを言っているのにも関わらず、結論を先に言わずに話してしまうと、相手に伝わりませんので、注意が必要です。 性格について聞かれたときは 性格に関する質問に対しては「仕事に活かせる長所」だけでなく、「短所」についても伝えましょう。短所を伝える際は、そのまま伝えるのではなく、『改善すべき短所は〇〇です。〇〇を意識したり、〇〇という行動をすることで、改善していきたいと思います。』と改善の意思を伝えることが重要です。

最後に

自己紹介・自己ＰＲは履歴書からはわからないあなたの魅力を伝える機会です。面接担当者はあなたを採用したくて、面接をしています。よって、相手に伝わる自己紹介・自己PRを事前に準備し、合格を勝ち取りましょう。