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ケアマネジャーの資格を活かして転職する場合の「志望動機」「自己PR」のポイントは?【介護の転職Q&A】

ケアマネジャーの資格を活かして転職する場合の「志望動機」「自己PR」のポイントは?【介護の転職Q&A】

介護業界の転職にまつわる疑問に専門家が答えるQ&A。転職への不安や応募書類の書き方、面接対策、退職交渉など、介護業界で数々の転職をサポートしてきたプロが答えます。


Q ケアマネジャーの資格を活かして転職する場合の「志望動機」「自己PR」のポイントは?

 

A ケアマネジャーの資格がある場合は、ケアマネ業務が未経験の場合と、経験ありの場合でアピールする内容が変わります。

志望動機のポイント

ケアマネジャー(介護支援専門員)は、介護を受ける本人やその家族を支援する介護相談のプロフェッショナルです。ケアマネジャーの資格は取得したものの、業務が未経験の人の場合は、なぜケアマネジャーになろうと思ったのか、その動機やきっかけとなるエピソードを伝えると、仕事への意欲をアピールできます。

また、すでにケアマネジャーとして経験がある人については、なぜ今の会社を辞めて転職しようと思ったのか、転職理由は企業側も気になる部分です。

例えば、「これまで施設のケアマネジャーとして勤務してきましたが、今後は居宅のケアマネジメントにチャレンジしたいと思い、転職を決意しました」など、動機を明確にすると伝わりやすくなります。また、応募先の会社でどんなことを実現したいか、具体的なプランを伝えると好印象になりやすいでしょう。

 

自己PRのポイント

ケアマネジャーは介護を受ける本人やその家族と、介護サービスを提供する事業所、市区町村の担当者など様々な立場の人たちの間に立って、調整・交渉を行います。そのため、高いコミュニケーションスキルと折衝スキルが求められます。

ケアマネジャーの業務が未経験の場合は、これまでの介護経験で得たコミュニケーションスキルや、利用者・家族と接する上でどのようなことを心がけてきたのかを具体的に伝えられると良いでしょう。

すでにケアマネジャーの経験がある人は、「どのようなサービス形態(施設・居宅など)で、1か月に何人ぐらいの利用者を対応してきたのか」「どのような事業所と連携を取っていたのか」、解決事例なども交えて伝えられるとアピールになります。

また、ケアマネジャーは介護のケアプランをもとに、利用者の負担額などを計算するほか、利用者から介護費(自己負担分)が適正に徴収されているか、サービス事業所に介護報酬がきちんと支払われているかを管理する、「給付管理」を毎月行います。

そのため、数字に強い・事務処理が得意というのも強みになります。未経験者・経験者問わず、「細かい計算が得意」「ミスなく作業ができる」といったことも、アピールになるでしょう。

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